メディヘン5

時々書く読書感想blog

買った、買った


年末、買い逃していた本をまとめ買いしたのに加え、正月にカミサンの実家に帰省した際になぜかB●●K●FFに行くことになり、目に付いた文庫本をあれこれ買い込んでしまった。

自分としては、近来まれに見るまとめ買いで、思わず買った本を書き並べてみてしまった。


ウィリス『最後のウィネベーゴ』
昨年末の期待の一作。早いところ読んでしまいたいものだが・・・・・・

ガン『遺す言葉、その他の短篇』
スタージョン『一角獣・多角獣』
ラファティ『宇宙舟歌
この辺りは買い逃し。なんだか今さら感もあるけど、やはり持って/読んでおきたいもの。

古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』
昨年『メッタ斬りリターンズ』で読みたくなったもの。古川日出男はまったく読んでいないので、いろいろ読みたいのだが、まずはこれからということで。

森博嗣『フラッタ・リンツ・ライフ』
スカイ・クロラ>のシリーズ。第三巻までは出た直後に買っていたのに、この巻はすっかり忘れていた。過去三巻分読み返さないと、話を思い出せないような気もする

ガラード『世界最悪の旅』
昨年の<シャクルトン>もの以来の探検/遭難/サヴァイヴァルもの。この分野、まだまだいろいろありますね。今年は成功した探検の話も読もうっと。

陣内 秀信『迷宮都市ヴェネツィアを歩く』
昨年ずっとリアル本屋に寄るたびに探していたのだけれど見つからず、業を煮やしてネットで購入。

トールキン指輪物語 全9巻』
今まで1回も読んだことがなかったのだが、昨年暮れ、ムスメとDVDで『ロード・オブ・ザ・リング』を観てやはり読まなきゃいかんと、評論社の文庫版を一括購入。箱入りでなんだか盛り上がります。


以上は、昨年末購入したもの。
新年に仙台のB●●K●FFで買ったのは……


ジョン・バーンズ『軌道通信』
グレゴリィ・フィーリィ『酸素男爵』
この辺りは、昔なんとく買うのを躊躇した記憶が……

ティーブン・バクスター『タイム・シップ(上)』
以前たしかに買って読んだのだけど、書棚に見当たらない。後半、スケールが無闇に大きくなるあたりが気に入っていて、再入手したいと思っていたもの。上巻しかなかったのだが、それでも買った。

マイク・レズニック『一角獣をさがせ!』
おお、レズニックってファンタジーも書いてたのか、知らなかった、と喜んで購入。

スティーヴン・ハンター『魔弾』
『さらば、カタロニア戦線』はウムゥ?だったが、『極大射程』はスゴイと思うスティーヴン・ハンター

コーネリアス・ライアン『史上最大の作戦
ハヤカワ文庫NF。別にこの題材のノンフィクションが読みたかったわけではないのだけど、NFの海外ノンフィクションが好きで、目につくと買ってしまう。

ホッファー『高度41,000フィート 燃料ゼロ!』
ハイテク・スリラーみたいなタイトルだけど、ノンフィクション、らしい。

米田淳一『プリンセス・プラスティック 母なる無へ』
これが今回の最大の拾いもの。出版時に、オビと裏表紙の大森望氏のすごい宣伝文句(なにせ「貞本義行のキャラに士郎正宗の蘊蓄をぶちこんで、ポスト・エヴァンゲリオン時代のラディカル・ハードSFが誕生した』だと……)に引っかかって買ったのだけれど、読んでみたらあまりにアレだったのでどこかにやってしまったもの。最近、なんだかもう一度読んでみたくなって古本屋に入るたびに探していたのでした。


昨年買って積読状態の本もかなりあるのに、全部読むには結構時間がかかりそう。とりあえず、案の定と言うか、早速と言うか、12月に買ったイーガンも放り出して『指輪物語』にはまってしまっているのでした。