メディヘン5

時々書く読書感想blog

2012-01-01から1年間の記事一覧

藤井太洋『Gene Mapper』 これが出たから今年が電子書籍元年

この『Gene Mapper』が出たから今年が日本の電子書籍元年と言えるのだ、というのは書きすぎ? Gene Mapper -core- (ジーン・マッパー コア)作者: Taiyo Fujii出版社/メーカー: Taiyo Lab発売日: 2012/07/12メディア: Kindle版購入: 7人 クリック: 58回この商…

冲方丁『光圀伝』感想 冲方エンタメとの類似性

地元の本屋で購入。読み始める前は通勤中に読むつもりだった。ところが、この本を読む前にハードカバーの『BEATLESS』を通勤中に読んでいてなかなか辛かった。さらにブ厚い本書を通勤電車の中で読むのは無理だ、ということになって寝る前にベッドの中で読む…

年末恒例のまとめ買い

年末恒例の本のまとめ買い。購入先はhonto.jp。外資な上、消費税問題があるアマゾンで買うのも妙に気が引けるので。honto以外の「国産」書店で買ってもいいんだけど、ここで買うのは、bk1時代からのご縁から。でも、bk1からhontoに移行してから個性が薄くな…

チャイナ・ミエヴィル『ペルディード・ストリート・ステーション』『都市と都市』感想

カミサンとジュンク堂本店のSFブックミュージアムに行った際、「そういえばこれはエラく評判が高かったようだぞ」と思って買ったのが『ペルディード・ストリート・ステーション』。この作品については、このblogの中断前の最後の記事、『SFが読みたい!』201…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』感想

思い立って、今日観てきました。ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qとは編集劇場用アニメ。2012年11月17日公開。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」第3作。「Q」はQuickeningの略。企画発表時は「急」と表記されていた。同時上映「巨神兵東京に現わる 劇場版」次回作は…

長谷敏司『BEATLESS』 ラノベの王道と思ったらSFの王道だった

いやー、読み始めの印象と違って、ゴツい話だった。 頭に残ったキーワードは、アナログハック、自動化、フレーム問題、道具、といったところかな。BEATLESS作者: 長谷敏司出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/10/11メディア:…

伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』 謎が残るのは私だけ?

屍者の帝国作者: 伊藤計劃,円城塔出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/08/24メディア: 単行本購入: 43人 クリック: 1,717回この商品を含むブログ (191件) を見るエピローグまで読み終わっての感想は、やはりこれは「伊藤計劃のことを忘れないために」…

家族と本を買いにいく

家族と出かけた時に本屋に寄るということがないわけではなかったのだけど、たまたま、ネタになるような出来事が続いたので。 SFブックミュージアムを見にカミサンとジュンク堂本店へ 有名だし、ムスメが新宿店でバイトさせていただいていたことがあったりで…

rebooting...

2年半以上ネットサービスから遠ざかっていたのだけれど、なんだか突然その気になって、再立ち上げ中。はてブ→読書メーター→twitterと再起動して、blogも再開しようかな、と。