家族と本を買いにいく
家族と出かけた時に本屋に寄るということがないわけではなかったのだけど、たまたま、ネタになるような出来事が続いたので。
SFブックミュージアムを見にカミサンとジュンク堂本店へ
有名だし、ムスメが新宿店でバイトさせていただいていたことがあったりで馴染みのある書店さん。家から遠かったりで、残念ながら、これまで行ったことがなかった。SF BOOK MUSEUM開催のニュースを見て、この機会に行ってみようかと。カミサンも本店に興味があったらしく、誘ったらすぐ乗ってきた。
印象はというと。
- レジが1階にしか無いんだ! ちょっとビックリ。
- 売り場面積は思ったほど大きくなかった。
- 売り場にイスがあるのはいいんだけど、イス自体がちょっとしょぼいのが残念。アメリカの本屋みたいにゆったりしたイスを置くのはスペース上難しいという雰囲気。すべては日本の地価の高さか。
- SFブックミュージアムは理工書フロアの7F。相乗効果を考えれば、まあ、そうかもね。最近のSFは必ずしも理系っぽくないけど。
SFブックミュージアム自体は、まあ、こんなもんか、という感じ。
”SFの夏”っぽい熱い展示になっているかと思っていたのだけど、そういう感じでも無くて拍子抜け。
その後、文芸書フロアに移動し、カミサンも自分の本を購入。
1Fで会計後、4Fにあがって喫茶で休憩。
コーヒーはおいしかったけど、皆さん、読書等々に集中しておられるようで、カミサンと世間話をするわけにも行かず、早々に退散。
東武デパートのレストランで遅めの昼飯を食べて帰宅。
ムスコと神田古本まつりへ
前の週末、行くか!、ということになったものの日曜が雨であきらめたのを最終日、文化の日にリベンジ。
ウチからだと、東西線・九段下駅から駿河台下まで歩けば、古書店街の端から端まで目を通せる。なんだか、裏口から上がり込むみたいな感じだけど。
ムスコも自分のペースで見て歩きたいようなので、神保町駅の西側の入り口をすぎたところで一旦分かれて、それぞれ勝手に見て回ることに。
こちらは、いきなり@ワンダーの外に並べられた長い書棚にはまって、以下を購入。
- 光瀬龍『たそがれに還る』(日本SFシリーズ)
- 豊田有恒『モンゴルの残光』(日本SFシリーズ)
- 両方とも持っていなかった。
- 平井和正『死霊狩り』(ハヤカワ文庫SF)
- 角川文庫版は持っているんだけど、ハヤカワ文庫版は持っていないのを思い出して。JAだと思っていたらSF文庫だった。
- 栗原景太郎『白鴎号航海記』
- 昭和45年刊のヨット航海記。なんとなく……
その後、靖国通り沿いに並べられた棚に一々目を通していくものの、どうもピンとくる本が無い。さすが最終日ということか。
気づいたら、あっという間にお昼。
神田カレーグランプリなるもののWebを見てカレーにしようと決めていたので、グランプリを受賞したボンディの小川町店へ。さすがに混んでいて少々待たされたものの、カレーは回転が速いし、注文とってから料理が出てくるのもすぐ。欧風カレーはこってりしつつもしつこさが無く、独特の甘みがあっておいしかった。
昼食後は、ムスコが欲しいという本を見に行くことに。
- 知切光歳『鬼の研究』
- 本当は一緒に並んでいた『天狗の研究』が欲しいらしいのだが、平成に出た新版は装丁がソフトカバーだからいやだと言って、箱入りハードカバーの『鬼の研究』を欲しがる。3,000円。こちらは、買ったのを全部合わせても2,000円行ってないのに、とおもいつつ、本を読め読めと言っている手前、買ってやる。
当人はほかに、
といったあたりを買っていたらしい。
なんだか、ムスコの方が神田っぽくてくやしい。
いつの間にこんな趣味になったんだと思ってカミサンに聞いたら、どうも彼は現在、東方にはまっていて、そのつながりらしい。
ゲームから入ってこういう本を読もうと思うというのは、歳相応の高二病(?)って奴だね、これは。
結局、九段下・駿河台下間を往復して帰宅。