メディヘン5

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『ナチョ・リブレ 覆面の神様』主演:ジャック・ブラック

『ベルカ、吠えないのか?』を読んで、一番おもしろかったのが、メキシコのプロレスであるルチャ・リブレのレスラー怪犬仮面と彼の相棒となった犬の物語。

で、今週は、ルチャ・リブレをネタにしたこの映画が眼について、鑑賞。

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主演のジャック・ブラックが演ずるイグナシオは、メキシコの片田舎の修道院で育ち、そのまま調理係を勤めることとなった孤児。うだつのあがらない彼だったが、ある日修道院に現れた美貌の修道女に一目惚れ。彼女にいいところをみせるため、ナチョというリング名で村のルチャ・リブレの新人戦にチャレンジすることになるが……という王道コメディー。

ジャック・ブラックは、『ハイ・フィデリティ』で演じた謎の怪人店員が印象的だった。本作品は、そのジャック・ブラックの怪人ぶりが全面的にフィーチャーされており、独特のギロギロ目玉を剥きまくり。ちょっと主演に頼りすぎというか、ボケ・ツッコミで言えばツッコミ役のブラックに対するボケ役の相棒が、弱かったかも。

共演というか、ナチョと相棒のヤセのコンビと戦うさまざまなレスラーたちは、クレジットからするとルチャ・リブレで実際に活躍する面々らしく、観客も一体となって盛り上がる試合のシーンはかなり楽しかった。

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