2006-01-01から1年間の記事一覧
キム・スタンリー・ロビンスンの『南極大陸』では、南極探検黄金時代、すなわち20世紀初頭の南極点初到達が競われていた頃の南極探検の逸話が、いくつも紹介されている。『南極大陸』自体、南極圏での遭難とサバイバルがテーマの一つになっているし、また、…
大先輩・堺三保氏の翻訳新作が出た、ということで購入。表紙は西島大介氏。カバーを取った本体の装幀は、アメリカの本のようなデザインに西島氏のカットを小さくあしらった、ちょっと凝ったもの。アルフレッド・クロップの奇妙な冒険posted with 簡単リンク…
楽しませてもらった『文学賞メッタ斬り!』の続巻が出るということで、当然購入。文学賞メッタ斬り!リターンズposted with 簡単リンクくん at 2006. 9. 6大森 望著 / 豊崎 由美著パルコ (2006.8)ISBN : 4891947411価格 : ¥1,680通常24時間以内に発送します…
『カズムシティ』の分厚さにさすがに食傷気味。SF読むのは間をとろうかと思ったのだけれども、買ってあった本書をここで放っておいたら、買ったこと自体忘れてしまいそうだったので、一気に読んでしまうことにした。結果、大正解。『カズムシティ』より、よ…
この厚さはSFファンへの挑戦としか思えない! などと勝手に盛り上がって購入。視点が三者だった前作に比べ、視点が減ったことで、ずいぶん読みやすくなったような気がする。自分的にはリーダビリティ大幅向上。カズムシティposted with 簡単リンクくん at 20…
最近ハヤカワSF文庫から出てくるアニメ絵っぽい表紙のヤツには、どうも違和感を感じてしかたがない。この作品にも疑いの視線を向けつつ読んでみたけど、まあ、いいんじゃない?という感じ。続編が翻訳されたらたぶん買うでしょう。ティンカーposted with 簡…
会社帰りの古本屋漁りでゲットしたもの。「古本屋漁り」といっても、いっつも特定の一軒、しかも値段のつけ方が固定的な店にしか行かないので、よくある古本屋巡り話の「こんなイイものがこんなに安かったのです」というような狩猟的なお楽しみはほとんどな…
中学生か高校生のころ読んで、ずっと本棚に並べていた本。本棚を眺めているうちに、突然思い立って、約20年ぶりに再読。ラ・プラタの博物学者posted with 簡単リンクくん at 2006. 8.19ハドソン著 / 岩田 良吉訳岩波書店 (1979)ISBN : 価格 : ¥683この本は現…
本ブログで見つけた「アルファラルファ大通りの脇道」のTakemanさんがやっておられる、“50音を好きな小説で埋めてみる”に触発されて、“いろは48文字を好きな小説で埋めてみる”というのをやってみた。い:犬は勘定に入れません/コニー・ウィリスろ:ロケット…
夏の家族旅行に持って行く本を何にしようか、と考えて、昨年の出版時に読んだ際はストーリーの先を追うのに忙しくて読み飛ばしてしまった感のある、この話を読み返してみることにした。夏だし、旅行だし、ちょうどいいかということで。サマー タイム トラベ…
以前、どちらかのblogのレビューを読んで購入したまま、ずっと放っておいたもの。夏休みの旅行でラスベガスへ行くことになったので、機内読書用に堀り出して読んでみることにした。ラスベガス★71posted with 簡単リンクくん at 2006. 8.13ハンター・S・ト…
1970年にハヤカワSF文庫第一回配本作の一つとして出版された作品の再刊。こういう、購買層を当てこんだような企画に乗るのは業腹だが、SF文庫自体がなくなっちゃたらエライことだと、ついつい買ってしまう今日この頃。まあ、読めば楽しいので、いいんですが…
★googleキャッシュとInternet Archiveからの記事の発掘が、ようやっと終了。面倒くさいことこの上ない。あんまり面倒くさいので、自転車関係の記事は投入しなかった。★メディヘン三代目の新機軸(オーバー)として、右メニューのトップにTagClickを導入。こ…
以前のblogのデータは、サーバからすべて失われてしまった上、手元にバックアップも無いという間抜けな状況。とは言え、GoogleのキャッシュとかInternet Archiveに多少残っているみたい。そのまま消滅させるのも「もったいない」ので、発掘して再掲載するこ…
2代目blogサイト「メディヘン2(http://medihen.main.jp/)」は、わざわざblogツールのインストールまでして作ったのに、結局半年以上、放り投げたままにしたあげくWebスペースの契約更新を忘れてしまってデータ消失。すっかりメゲてしまった上、仕事もテンヤ…
ただいま、復活めざして準備中……